写ルンですからフィルムを取り出す方法
たまに写ルンです1600からフィルムを取り出して自分のカメラに装填して使ってます。
これはすでに生産終了していてお店で買うことはほぼできないと思うんですがまだメルカリやヤフオクなどネットでは買えることがあります。価格も1000円〜2000円の間で今普通に27枚撮りの写ルンですを買っても1300円〜1500円することを考えるとそんなに高くない。このフィルムがもともと販売されていたnatura1600と同じフィルムということで、これもすでに生産終了していてネットで買おうとすると3000円前後することを考えるとむしろお得です。
ということで、高感度フィルムが欲しくなるとこの写ルンです1600からフィルムを取り出してこそこそと使ってます!笑
では、開けます。
まずは真っ暗な部屋か、もしくはレンズ部分に黒いテープを貼ってレンズから光が入らないようにしてから全て撮りきります。
裏面を見ると赤丸で示した部分に白い長方形のマークがあります。
ここにマイナスドライバー(今回はハサミ✂️を使いましたがマイナスドライバーの方が楽です)を差し込んでテコの原理を利用して蓋を開けます。
すると取り出せます。
私は今のところ問題なくできていますがやり方によっては感電してしまうことがあるらしいので十分注意して行ってください!
全て巻き取ってしまうとフィルムが全てパトローネの中に入ってしまっているので取り出す必要があります。
そこで必要なのがピッカーと呼ばれるアイテム。
まず、1つ目のベロを出しておいてパトローネに入れます。
その時裏面も確認してすべてをパトローネ内に入れるようにしてください。
入ったら写真の矢印の向き(反時計回り)にパトローネの先っぽを回します。するとカチッと音がするので、
その音がしたら2つ目のベロも入れて、
そのままパトローネから引き出します。
そうすると出てきますので、これをカメラにセットすれば使うことが出来ます(^^)
ただ、これはDXコードないのでコンパクトカメラ等で使うときにはご注意ください!
DXコードはフィルムに内蔵されたコードでフィルムの感度などの情報がわかるようになっています。通常このコードのあるフィルムをDXコード対応のカメラに装填することでカメラ側がISOや枚数などの設定を自動で変更してくれますが、このフィルムではそれが出来ません。
マニュアルで変更できるカメラで使用することをお勧めします。
余談)
シールを剥がすと真っ黒なんですね!
これはこれで可愛いので真っ黒写ルンですも販売してほしいくらいですww
今回電池を取り出せることを初めて知りました、
余談2)
そもそもなんでそのまま写ルンですを使わないか疑問に思っている方へ
この写ルンです1600は
フィルムの感度を上げることでシャッタースピードを速くして動いてるものでもブレにくい写ルンですを実現しています。
なので、いわゆる「普通の」ISO400の写ルンですと撮影できる条件はおそらくほぼ変わりません。室内や曇りの日や夕方〜夜の屋外ではフラッシュが必要になると思います。
個人的にはせっかくの高感度フィルムはやはりくらい条件で使いたくなるのでわざわざ取り出して使っているんです。他のメーカーでもISO800までしかない場合がほとんどだと思うので1600は貴重です。
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