『ソール・ライターのすべて』
今までで1番衝撃を受けた写真展がソール・ライター展でした。
そもそもソール・ライターという人がどんな人なのかもわからずになんとなく地元でやってたし人気がありそうだったから行った、というくらいでした。
行きつけの写真集屋さんにも写真集は置いてあってぱらぱら見たことはあるにはありましたがその時は特になにも感じていませんでした。
行くと、ソール・ライターは仕事としても撮影はしていてその写真も紹介されていましたが、私が感動したのは趣味で撮影したというスナップ。
余白と環境の使い方がほんとにすごい。
差し色と前ボケも上手く使いながら大胆な構図で1枚の写真を構成してる。
建物の中から外を撮ったり外から中を撮ったりしている写真も多くて個人的にはお気に入りです。
思わず写真展の会場で買ってしまいました!
『ソール・ライターのすべて』
会場にも散りばめられていたソール・ライターの言葉も掲載されています。
ソール・ライターのそのスタンスや考え方にすごく共感できるところが多くそういう意味でもすごく好きになりました。
この本にも紹介されている一節を紹介します。
It is not where it is or what it is that matters but how you see it.
(重要なのは、どこで見たとか、何を見たとかということではなく、どのように見たかということだ。)
スナップを撮る方には是非ソール・ライターの写真や言葉に触れてもらいたいです。
その後写真が撮りたくなることでしょう(笑)