1枚の写真について③
今回の写真はこちら。
この写真のテーマは「対比の中にある明るさ」。
この写真には2つの対になっているものがあります。
まず1つ目は奥行き。
ダンボールの積み上がった通路を抜けていける方と、すぐドアにぶつかってしまう方。
2つ目はドア?出入り口?が空いている方と閉じている方。
奥行きのある方があいていて、すぐドアの方が閉じていることで明暗がより強調されています。
その中でも明るい方をより強調するために構図として半々にはせず、やや左寄りにしました。
こういう昔から使われているような場所だったりものを撮る時はどうしても暗い、儚い、悲しいなどのネガティブなイメージの写真になりがちなので(でも、そういう写真が好き)せっかくある光を有効に使いたいなっていう構図です。