写真の撮り方⑥【LEICAⅢc】
いわゆるバルナックライカと言われているシリーズのこのカメラ、LEICAⅢcですがなかなか操作は面倒です
私はこういう作業が全然嫌いじゃないので(むしろ好きなのかも)楽しく撮影出来てますが手軽に撮りたいとか、面倒なのは嫌な方なんかは不向きかもしれません。。。笑
まず、ファインダーが2つあります。
左側がピント合わせのためのファインダー、右側が構図を決めるためのファインダーです。
ピントはこの写真だとわかりにくいですが二重像を合わせます。最初になんとなくピントを合わせたいものにカメラを向けてピントを合わせます。
次に右側のファインダーをのぞいて構図を決めます。
各ダイヤルやらボタンやらの役割は下記の通りです。笑
シャッタースピードについては2つ注意が必要です。1つ目は高速と低速でダイヤルが分かれています。低速で撮りたい場合は、高速の方のダイヤルを「30-1」に合わせてから低速のダイヤルを調整します。
もう1つはフィルムをしっかり巻いた状態にしないとシャッタースピードを調節することが出来ません。上の真上から撮った写真を見てもらうとシャッタースピードのダイヤルが中途半端なところで止まってるのが見えます。
巻いてもらうと下記のように前に設定したところを示します。
という風になかなか癖のある操作方法ですが写りはやっぱりLEICA。
なかなか良いです。
昔のカメラらしい淡い色合いの(レンズの効果も大きいですが、、、)優しい写真が撮れます。とはいえ、モノクロなんかだと意外とコントラストのはっきりしたものが撮れたりして面白いですね✨