フィルムの入れ方②【ZEISS IKON SUPER IKONTA532/16】
中判カメラであるZEISS IKON SUPER IKONTA 532/16 のフィルムの入れ方を紹介します!
と、その前にここで注意しないといけないことが1つあります。
普通、120のフィルムを使用すると6×6では12枚撮影できるんですが、なんとこのカメラは設計上11枚しか撮影できないんです!
フィルムカウンターを見ても数字が11までしかありませんので常に1枚損をしてしまう形になります。
ただ、ZEISS IKONのカメラですのでレンズは間違いがなく、とても趣のある良い写りをします(個人の見解ですが、、、)
12枚撮る方法もあるにはあるようで、購入したカメラ屋さんの店主に教えていただきました。が、成功しなかったのでここでは記載しません(笑)興味のある方は個別でご連絡ください!
ブログに掲載するか検討します!!
と、話が逸れてしまいました。
戻します。
カメラの右脇につまみがありますのでそれを上にあげて外します
すると後ろの蓋が開けられます
見ると左側に芯がありますのでそれを取り出します。
ブローニーフィルムを用意してください。
※初めての方は35mmフィルムとは違うフィルムになりますのでご注意ください
フィルムを左側に入れます。
下の根元の部分を下にさげなざら芯の穴を突起部分に合わせて入れていきます。上下しっかりと入れられればセット完了です。
フィルムを引っ張り反対側に届くくらいまで引き出します。
そして、さっき取り出した芯に紙の先端を入れてこちらもカメラにセットしていきます。
ここで注意が必要です。左側にセットするときは突起部分が○の形だったので向きを気にせず入れられましたが、右側はしっかりとはまるようになっていますので芯の向きに注意して入れていきます。
上手く入れば上の写真のようになります。
少しフィルムを送ってみて綺麗に送られていれば成功なので蓋を閉めます。
そして、蓋にあるポチを下にさげます。
すると赤い窓があります。
そこからフィルムをどこまで送ったかがみれるようになっています。
中判カメラの場合、紙にフィルムが挟まっているような形になっており、このままではフィルムに光が当たらないので最初にある程度巻いておく必要があります。
そのときに見るのがこの赤い窓です。
しばらく巻いていくと数字の1が出てきます。
そこが1枚目という意味ですので1が見えたらそこで止めて窓を閉めます。
ただ、幸か不幸かこのカメラは11枚しか撮れないので1枚分余裕があります。なので巻きすぎてしまった場合は2が出てくるまで巻いてしまって2枚目からスタートしても問題ありません(笑)
そこまでセットできたら最後にフィルムカウンターを1に合わせます。
フィルムカウンターの真ん中を少し押し込みながら矢印の方向に回してあげると動きますので1に合わせてください。
これで、準備完了です。
なかなか古いカメラで優しく扱わないといけないですが慣れれば楽しく撮影できますのでおススメです!